ランドナー好き御用達のTAは歯数やクランク長のバリエーションが豊富な上にそのPCDが3種あるのは有名な話です。

左から
シクロツーリスト(PCD80mm。最小インナー26T)
ランドナー(PCD116mm。最小インナー36T)3アームも同じPCDです。
クリテリウム(PCD152mm。最小インナー43T)
これに加えてそれぞれのピッチのアダプターがあります。

こちらはプロフェッショナルと呼ばれるクリテリウムと同ピッチのアダプター。

こちらは3アーム用のクリテリウムリング用アダプタ。
カンパのグランスポルトやこの画像のストロングライトも同じPCD116でそれにPCD152のクリテリウムリングを取り付けるためのアダプタです。

こちらはエルスのイラストにあるものをパクってぼくが5ピンリングを切って作ったものです。
ですが、なんかTA純正品もあるとかないとか・・・。真実は不明です。
そしてこちらがぼくが以前から欲しいと思ってたランドナーPCDのアダプター。
そのレプリカがヤフオクに出ていました。
年金生活者にはけっこう高価でしたが、思わず即決で購入してしまいました。
それがこちら。
アンテルカレルと言われるものです。
埼玉の某店では注文すれば作ってくれますがアダプターだけで62,640円だそうです。

今回買ったのはこれよりは遙かに格安でした。
このなんとなくごちゃごちゃしてる感じがメカメカしくて好きです。
116mmPCDのアダプターに45Tと35Tのリングがセットになってました。最小インナーは36Tだと思ってたんですが35T、やれば出来るんですね・・・・。
ちなみにウチには Sさん製のストロングライト49D用の36Tインナー(SR改)もあります(純正は38Tまで)。
ランドナーPCDの他に80mmPCDの穴もあるのでここにシクロツーリストの小さいインナーを追加することも出来ます。
この穴の部分は厚みがあってセンターリングをセットした高さと同じ厚みになっています。
但しリングピンは6+6+5=17本並ぶことになります。
ぼくは26Tのインナーを追加することにしました。
リングピンは付属していないのでグランボアオリジナルのドームボルトタイプのダブルピンとトリプルピンを1組ずつ買って使用します。
(ボルトだけで9200円・・・。)

組んだ状態がこちら。
「アンテルカレル」とはフランス語で「挿入する」「差し込む」といった意味の動詞だそうです。
リングとクランクの間に入れるモノなのでこの呼び名なのでしょう。
前述のプロフェッショナルや3アームのアダプタも「アンテルカレル」と呼ぶのかどうかは不明ですがあちらがそう呼ばれてるのは聞いたことがありません。
考えてみるとこんなややこしい事をしてピンの数増やして重量と組み付けの手間を増やさなくても普通にシクロツーリストリングで組めば良いのに・・・と思いますよね?
何故TAはこんなモノ作ったのか?
想像するにたぶん強度アップの為だと思われます。
先の5ピンリングを切って作ったアダプタに付いてるリングは補強桟のあるセンターリングでタンデムなどによく使われるようで、TAがいろいろ強度アップに試行錯誤してるのが窺えます。
ハードな使用下での3.5mm厚のリングに多少の不安があり、その解消のために分厚い材料のアダプターを介してリングのアームを短くできるようにしたのではないかと思います。
このややこしいアンテルカレル、それゆえか使われてるのはあまり見たことがなくネットで検索してもぜんぜん出てきません。
ホンモノを見てみたいんですが・・・。
そういえばたしかUGの兄♭♭♭さんが持っておられた記憶があったので画像を探してもらうようお願いしたところ送られてきたのがこちら。

え?
なんとシクロツーリストPCDのアンテルカレルです。
こんなのもあったんやー!
フチの部分がリブになってて立体感があってピン数も少なくて、古いタイプの49Dクランクも相まってこっちの方がはるかにかっこいい・・・。
ああ、また物欲が・・・ってオクにもぜんぜん出てきませんからねーアンテルカレル。
さっそく自転車に組み付けてみます。
装着するのは最近いろいろ弄ってるケルビムスーパーツーリング。
5ピンはストロングライトのもの。
ぼくはTAのよりこちらの方がかっこいいと思います。
クランクフィキシングボルトはストロングライトの古いもの(16mm)をメッキして使ってて気に入っています。
但し頭が薄いのでよくナメます。

うーん・・・あんまりインパクトありませんねー。
言わなければ「普通ではないTAトリプルリング」であることは解らなそう。
ま、いいです。
自己満足ですから。








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