TOEI 28C Sportif

とある筋からマファックのTOP63を入手しました。
ただしステイラップなし。ブレーキゴムはクロスボーのもの、という中途半端なブツ。
使ってみたいけどその当時乗ってたスポルティーフのセンタープル台座には寸法的にあわない・・・。
このブレーキシューの調整幅が少ないブレーキアーチを使うにはオーダーしかない・・・

ということで2011年1月にオーダーしました。
今回は都合良い時期に東京出張もなかったので手描き（イラレ描き）のオーダーシートを郵送し
10月に1度東叡社を訪問、そして12月22日に届きました。
今回も1年かかりませんでした。

予算もないのでコイツはスタンダードフレームです。
ぱっと見はかなり高級フレームに見えますが税込み13万円ほどで出来ました。
（当時は消費税率も5%。東叡社はその後少しだけ値上げしてますので今ならもう少しかかるはず。）
ただ、ロー付けダボなどはいろいろ細かく指定してやってもらってます。
儲からない客で申し訳ないです・・・。

2012年1月完成。
フレームサイズ560mm。
スポルティーフなんでピラーを多めに出そうと思い、ランドナーより少し小さくしました。
プロポーションは悪くないと思います。

マファックTOP63。
このブレーキアーチからこの自転車が生えました。
丸っこくてかわいいブレーキです。
ブレーキシューがクロスボーのものしかなかったのでレーサー用のモノを加工して自作。
やや心許ない気もしたんですが3年以上たった今でもノントラブル。
シートテールは自作のウッド製。レンズはハツネ製。
画像がありませんが、テールもウッドの自作。シリコンで型作ってウロコレンズも自作しました。

チェーンホイールはTAのクランクにTAプロフェッショナル 50x43x32。
このチェーンリング、最小歯が43Tと高齢者に優しくない設定なのでちょいと加工して
32Tのインナーが付いたトリプルになっています。
シクロツーリストのPCDなので26Tでも付けられます。（笑）
フロントディレイラーは初期のユーレーサクセス。サクセスドッパー型はデカすぎてスポルティーフにはちょっと・・・。
ペダルはカンパレコード。

レアディレイラーもユーレーサクセス。ピボットのキャップがありません・・・。
フリーは14-22のジュラエース。
ちょっと男前すぎるのでのちにサンツアーパーフェクト14-24に交換しました。 

フロントの歯数差が18T、リアが10T。
サクセスのキャパシティではやや無理があり、フロントインナーにするとリアは軽い方3枚しか使えません・・・。

ハブはカンパレコードのHi-Lo。
スポーク強度を考えて作られたらしいですが、かえってスポーク折れしやすいらしいです・・・。
カンパにしては珍しい失敗作。
ゆえに使ってる人が少なくややレア感があります。

フロント回り。
ランドナーはJOSなのでこちらはソービッツにしてみました。
（てか、JOSなんてあの1個しか持ってないし・・・）
懐かしいナショナルの懐中電灯も装備。
画像ではナショナル純正のパッチンのバンドですがその後自作のちょっとエルスっぽいのに交換しました。

ハンドルは画像ではGBのベントクス380mmだったんですがやはり400mm以下のバーはしんどいので
シクロジャンブルで買ったフィリップのツールドフランスというバーに交換しました。
GB、刻印はかっこよかったんですが最近は380mm幅が少ししんどいです・・・。

ブレーキレバーはカンパスーパーレコード。（アップの写真がありません。）
純正レバーパッド、この写真の頃はまだ生きてたんですがボロボロになったので数年前にレプリカに交換。
けどもうボロボロになってきてます。
消耗品なので仕方ないけど最近はレプリカでもお高いのでもう少し長持ちしてほしいです。
ステムはフィアメ。コレ昔から好きなんです。

画像のサドルはイデアル80。
その後イデアル88に交換しました。
コイツ88刻印ですが（今はもう読めない・・・）クロワッサンはなぜかスチール。
どうやら88の革を90のベースに打ち替えているようです
シートピラーはカンパレコード。

この自転車も32Bランドナーと同じ理由で、できあがった時からあまりパーツは変わっていません。

林道ツーリングが好きなのでどうしてもこの自転車の出番て、少なくなってしまいます。
もっと乗ってあげないと・・・。