SILK Mixte

この自転車は元々は大学サイクリングサークルの先輩の妹さんの自転車でした。
片倉シルクのミキストにオリジナル加工が施されてありました。
初めて見たのは大学入学時ですが、その時すでにフレームはこの色この仕様になっていましたので
40年近く前の車体です。
それを譲り受け、最初はこんなカタチで使っていました。

オールランダーバーのツーリング。
きわめてオーソドックスなレディスツーリング車。
嫁があまりにも乗らないので部品取りしてほぼバラバラになってたのをレストアしたのが2012年5月。 
で、完成したのがこの状態。

ドロップハンドル+ギドネットレバーのランドナーに。
チェーンホイールは他に流用したためTAの3アームに、サドルも革サドルはイヤや、とのことでアボセットのコンフォートサドルに変わっています。

しかし、置き場所がないので軒下保管してたらアルミは見事に粉をふき、鉄部品には錆が浮いてきました。
手の小さい嫁はギドネットレバーにしても指が届きにくく、「ボロっちい!」とますます乗ってもらえないので再度レストアすることに。
この当時はまだ自転車遊びに目覚めてなかった嫁なのでポタリング専用車にすることに。

レストアのテーマを「ピカピカに!」です。
ホイールもバラしてハブをバフがけ。
意外にもかなりピカピカになりました。

アルマイト仕上げのリムと泥よけはサンダーでアルマイトを落としてバフがけ。
なんとかポリッシュ仕上げになりました。

チェンジ関係も大きく変更。
Rメカをサンプレプレステイジからユーレーチャレンジャーに、Fメカは廃して5速にしました。

チェーンホイールはTAの150mmに、リングは1枚つぶしてアダプタを作り44Tのシングルギヤに。
この桟のついたインナーリングはかっこいいですね。(44Tから桟付きのがあるそうです。)
素敵なチェーンガードが欲しいところです。

ハンドルはドロップバーをやめてベロオレンジのエルベシア型。
これ、フランスの街乗り自転車っぽくていいです。
ステムはATAXの60mm。
ブレーキレバーはダイヤコンペのインベルセ型。
カンパバレンチノ(?)のダブルレバーが直付けされていたので片側の台座を短く切り落として(バレンチノは台座側からボルトが出ています。)キャップのみ装着しています。
こんなデカいフロントキャリヤはいらないんですが、これしかなかったので・・・。

ブレーキ台座はフロントがカンティでリヤはセントラルステイにセンタープル台座が付けられています。
ただこの部分、ブリッジがない場所なのでブレーキレバーを強く握るとシートステーがたわみます。

ピカピカになったサンシンのセミラージハブ。
ちょっとマキシカみたいでしょ?

テールはレンズまで自作したウッド製オリジナルテール。
アルマイト落とした泥よけも光っています。

無印は寂しいのでデカールを自作。
もともとUGの兄♭♭♭さんにシートチューブ用を頼まれたので、資料もらってダウンチューブ用も作りました。
あまり見たことないロゴマークですがれっきとしたSILKオリジナルをコピーしたものです。
ヘッドマークは昔のSILKロゴを使って創作しました。

嫁、最近は本格サイクリングをするのでこの自転車に乗る機会はほとんどなくなりました。
年末の石川ポタで久々に登場してもらいましょうか・・・。

パーツ仕様
フレーム片倉シルク ミキスト ハイテン?
リムアラヤ 26×1 3/8
ハブサンシン セミラージ
タイヤパナレーサー コルデラヴィ
Fメカなし
Rメカユーレーチャレンジャー
Wレバーカンパニョーロ バレンチノ シングル
クランクTA 150mm
チェーンリング TA改 44T
ペダルミカシマ シルバンツーリング
ハンドルベロオレンジ エルベシア型
ステムアタックス 60mm
ブレーキF-マファッククリテリウム R-マファックレーサー
ブレーキレバーダイヤコンペ インベルセタイプ
サドルアボセット
ピラーアルミ 1本ピラー
マッドガード本所 H-47
キャリヤVIVA 角大型
ライト&テールライトなし BSテールリフレクター
ダイナモなし
ポンプなし
ボトルミノウラケージ
2023年12月現在